予感



「・・・換装、ですか」
 キラは口元に手を当てると、何度か瞬きをした。
 そのまま数秒じっと考え込む仕草を見て、フラガは「そう」と気楽な口調で言って腰に手を当てた。
 二人の前には整備が終わったばかりのストライクと、その傍にエールストライカーがセットされたスカイグラスパーがある。
 整備士のいなくなった整備庫の中はガランとしていて、小さな声でも十分に響いている。
 フラガは口を開いた。
「とりあえず最初はアグニ持って出るんだ。んで、煙幕に紛れて敵にそれを撃ち込む」
「それはさっきから聞いていますよ。・・・でも煙幕を張るんならストライクも向こうの位置を測ることは出来ないでしょう」
「だからそれは俺達に任せろって言ってんだろう? 位置情報を送ってやるからそれを手がかりにすればいいじゃないか」
「手がかりって言いますけどね、アグニは結構な火力なんですよ。間違ったら少佐やトールに当たってしまう。それにパワーダウンも激しいんです」
 キラの不安そうな声に、「そんなことは知ってるさ」とフラガはやはり明るい口調で言った。
「だから換装しようって言ってんだよ。武器と一緒にストライカーパック交換すれば今までより長く闘えるぜ? 俺なら心配しなくてもお前の攻撃に当たっちまうヘマはしないし、あの坊主も基本的には戦線離脱しておくように言ってあるから」
「でも――危ないですよ」
「あのなァ、危ないなんて言ってたら出来ないんだよ、戦争は」
 フラガは呆れたような溜息をついた。
 キラはその溜息に居心地悪く目を細めると、
「・・・実際問題として出来るんですか、空中換装なんて?」
「だぁからそれをやろうって言ってんだろうが。出来る出来ないが問題じゃないんだよ。やるかやらないかだ」
「確かに話は判りますよ。要はストライクとスカイグラスパーが一直線に並んで――あとはタイミングでしょう」
「一番換装しやすいソードはあの坊主に持たせるさ。俺はエールを渡してやる。お前がそれを落としさえしなけりゃ出来るはずだ」
「出来るはずって簡単に言いますけどね・・・」
 キラはふうと溜息をついて近くの椅子に腰掛けると、ストライクの操縦席からコードで繋いだ端末にカシャカシャと情報を打ち込んだ。
「・・・何打ってんだ?」
「ストライクの上下方向の速度とスカイグラスパーの左右方向の速度――そこから予想できる相対速度と、その時の高度から射出されるエールストライカーの空気抵抗と重力加速度を仮定した時のストライク付近の速度と方向・・・、それからシールドとビームサーベルの落下方向を」
「ふうん」
「・・・ああそうか、でも海上の熱上昇と風によるエールの速度減少も計算しなくちゃ――」
 カシャカシャとしばらくキーボードを叩く音が聞こえ、整備庫の中がシンと静まり返る。
 無機質に動くキラの指と、それに伴って青い画面に羅列される文字を眺めていたフラガは、背後からキラの椅子に体重を預けて顎をついた。
「それにしても――また何でこんなに急ぐんだよ。オーヴ近海には敵影は無いってバジルール中尉も言ってんだぜ? 戦闘準備しとくべきだって言い出すなんて」 
「備えあれば憂いなしというでしょう。それにその僕の言葉を信じたのは少佐ですよ」
「まァな、お前のことだから何か考えでもあるんだろうって思って俺も艦長に進言したけどさ」
 実際、キラとフラガの進言により、いつも以上に厳重な戦闘配備をすることになった。
 CICによれば近海に敵影は無い。オーヴの軍も途中までは護衛してくれるらしく、備えなどなくとも憂いがないとは言わないが、それほど危険な状態ではないのだ。
「――敵は、いますよ」 
 耳を澄ましていなければ聞こえないようなキラの小さな声に、フラガは片眉を上げた。
「だから何を根拠にそんなこと――」
「『戦争』に根拠が必要なんですか?」
 キラはカシャッとキーボードの手を一瞬止め、自分の背後に立つフラガを見上げた。
「『やるかやらないか』――でしょう?」
 不意をついたキラの言葉に、フラガは一瞬目を丸くし、それからゆっくりと苦笑を滲ませた。
「・・・言うねえ、お前も」
「部下は上官に倣うものですから」
「ハハ、こりゃ参ったな」
 フラガは肩をすくめて笑うと、がしがしと頭を掻いた。
 結局話すつもりは無いのだろう。それがたとえ何かしらの否定しがたい理由を用いたものであるとしても。
 それがわかっているからフラガも敢えてそのことには深く突っ込まず、話題を変えた。
「そういえば昨日は大丈夫だったのか?」
「・・・昨日?」
「ホラ、何とかっていうロボットの鳥が飛んでっただろ。見つかったのか?」
 その言葉にあからさまにキラの顔が強張った。
「ああ――トリィですか」
「そうそう」
「見つかりましたよ。――どうも最近、落ち着きがなくて」
 硬い声で「よく飛んでいくんです」とキラは続けた。
「よく出来てるよなぁ、アレ。キラが作ったんだろう? 俺が触ったら噛むような仕草をするんだぜ。俺を敵とでも思ってんのかね」
「――あれは僕が作ったモンじゃないんですよ」
「あ、そうなの?」
「ええ。昔・・・友達に、貰ったんです」
 キラのキーボードがカシッと硬い音を立てた。
 それに続いてカシャカシャと先ほどよりも強いテンポでキーボードを叩く音がした。
 フラガはキラの変化を不思議に思い、尋ねようと口を開いたが、それよりも先にキラが口をこじ開けるように言葉を紡いだ。
「出来ないこともないですね、換装は」
 そのままトリィの話題は流れてしまう。
「スカイグラスパーがある程度の高度で飛べば、あとはストライクのジャンプのタイミングとエールを外すタイミングだけです」
「だから最初っからそう言ってんだろうが」
「換装時の理想高度とスカイグラスパーからのストライクの理想位置情報を送っておきますね。あ、あとシールドとサーベルはエールストライカーと射出のタイミングが少し違うので、それについてのタイマープログラムも送っておきます。調整しておいて下さい」
「了解」
 フラガは短くそう答えた。
 そのままフラガはスカイグラスパーの調整に向かうのだろうと思ったキラは、自分の背後にそっと添った温もりに驚いて手を止めた。
「・・・少佐?」
 その温もりが何かを感じ取る前に、キラのそれより大分逞しい腕が背後から回される。腕はキラの細い体をそのまま抱き込み、ガタンと椅子が傾いた。
 ふ、と頭に小さく吐息が掠めて、フラガが自分の髪に顔を埋めているのだとキラは気付いた。
 一体どうしたのだろう、と。
 尋ねる前にフラガが口を開いた。
「――何を怖がってるんだ?」
 低い声は、倉庫には響かずにキラの耳だけに聞こえ、ビクリとキラは肩を震わせた。
「換装なんて慣れないことをするからだろうと思ってたんだが――違うだろう、昨日からずっと様子がおかしいぜ、お前」
「気のせいですよ、・・・それは」
「俺だって伊達に少佐の地位を持ってるわけじゃない。――『気のせい』で済ませるつもりか?」
「――済ませられるものなら」
「莫迦言うなよ」 
 フラガは低い声でそう言うと、キラを抱く腕に力を込めた。
「そんな気持ちで戦場に出てみろ、一発でやられるぞ、お前」
「戦いに私情を持ち込むようなことはしませんよ」
「そう言ってるうちがガキだって言ってんの。しかし――な。やっぱりあったわけだ、『私情』とやらが」
 フラガの鼻先がキラの髪を弄る。
 くすぐったいような温かいような感覚にキラは目を細めた。
「カマ掛け・・・だったんですか」
「別に。安心しろ、それが何かまでは聞かないよ。だが上官としては部下の不調は見ていられてなくてね」
 聞きたくて仕方が無い本心をギリギリで抑え込んでフラガは言った。
 抱き込んだ温もりをいとしむようにフラガの唇がキラの髪に添えられる。
 キラはゆっくりと口を開いた。
「・・・前に」
「――?」
「前に、聞かれたことがあるんです」
「・・・何を?」 
 そう尋ねると、キラは気まずそうにふいと視線を逸らした。
「――どうすれば、戦争は終わるか・・・って」
 フラガの目が見開かれる。
 誰に、と開かれた口が止まった。聞いてもキラは答えないような気がしたからだ。
「・・・で、どう答えたの」
「――何も」
 何も答えられませんでした、とキラは呟くように言った。
「どうして」
「だって・・・わからなかったから」
「わからなかった?」
 尋ね返してやると、キラは頷いた。
「敵を倒せば戦争は終わるんだろうと思っていました。でもよく考えれば――」
「・・・?」
「敵を倒せば、敵の仲間は僕を敵だと思って憎むでしょうし、その敵を殺してもやっぱり同じことの繰り返しで――どこまで行ってもその繰り返しで。・・・終わんないですよね」
 キラは懺悔のようにそう吐き捨てた。
 フラガはそんなキラを優しくかき抱きながら、目を僅かに細めた。
 "戦争はドミノ倒しにも似ている。"以前、そんな言葉を聞いたことがあった。遠い昔だ。
 自分にその言葉を言った男は言った。戦争は殺し合いの連鎖だ。一人殺せば全員を殺さねばならなくなる。それは初めの一つドミノを倒すだけで、あっけなく総てのドミノが倒れてしまうのに似ている――と。
 フラガと同じ金髪を携えた男だった。そしてフラガと唯一血の繋がった男だった。もっとも、今となってはもう会うことの叶わない人物だろうけども。
 戦争を始めてしまうことは容易いのだ。たかが金貨一枚でも戦争は始められる――そして終わる時には何百万の命が屍となって積み上げられる。
 始まりが容易いからこそ戦争は恐ろしい。すぐ終わると思われた戦争ほど長引くものだ。戦争の引き金を引いた人物は戦いの連鎖を知らない。殺せば殺されることを知らない。
 そして結局その血を浴びるのは、その引き金を引いた人物ではなく、前線で戦う若者なのだ。
 若者たちは戦いの中で友を失い、あるいはフラガのように艦を失い、やがては戦争そのものを憎むようになる。早く終わらせたいと願うようになる。そしてその願いはどこに向かうか――
 "戦争が殺し合いの連鎖ならば、"
「"総てを殺せば、戦争は終わると思うか?"」
 フラガの言葉に、キラは見ても取れるほどに激しく肩を震わせた。
 戦争とは殺し合い。ジェノサイド。殺し殺され憎悪が生まれる。憎悪は憎悪を呼び、また新たな虐殺を生む。
 それがわかっていてもなお止めることなど出来ないのだ、その連鎖を。
「ッ・・・」
 キラは喉を引き攣らせた。
「僕はもう――誰も殺したくないのに」 
 

 

 

 不釣合な少年だと思った。
 弱く脆く儚く。まっすぐで、生まれたての子どものように恐ろしいくらいに純粋で。
 それなのに長けた技術を持っていたから。
 その技術がいつか――少年の身を滅ぼすことになるだろうという予感が、ないわけではなかった。

 

 

 

『IDカードと認証コードを』
「no515772、BのF-08415024。第一護衛艦隊所属隊長及び軍大佐、ムウ・ラ・フラガ」
『IDリストより、認証されました』
 無機質な声と共に電子音がして扉が開く。
 その向こうには同じような扉があって、同じことをまた繰り返す。
 それが五,六度ほど繰り返された後、それまでのゲート用の部屋とは打って変わった、白く広い部屋がフラガの目前に広がった。
 この部屋は元より秘書も護衛官もこの屋敷にはいない。総てがコンピューターによって制御されている。
 この屋敷の持ち主が、フラガより二階級も上の上官――中将という位を持っている人間であるにも関わらず、だ。
 慣れてしまったように十個目のコンソールロックを解くと、
『・・・トリィ』
 聞きなれたロボットペットの鳴き声が聞こえた。
 続いてパタパタと軽い羽音と共に緑色のインコにも似たロボット鳥が飛んできてフラガの肩に止まった。昔ならば考えられなかったことだ。この鳥――トリィがフラガの顔なじみになったのは、大戦が終わってからだった。
「トリィ、・・・アスランが来たの?」
 部屋の中から無邪気な声が聞こえた。
 フラガが部屋の中に入るまでもなく、真っ白な部屋から一人の少年が飛び出してくる。
 その服装はいつもと同じ、病人のそれにも似た白いシャツとズボン。伸びた茶色の髪が肩先に触れ、前髪の隙間からは紫の目が覗いている。
 少年はフラガに抱きつくと、嬉しそうに言った。
「いらっしゃい、アスラン。今、君にメールを送ろうかと思ってたところなんだよ」
 そう言って部屋に置かれたデスクを示した。デスク――というべきなのだろうか、灰色のスチール製の机の周りには、コンピューターの端末やコード・・・まるで昔少年が扱っていたモビルスーツの操縦席を思わせるような計器や機具がところ狭しと並べられ、おそらくは一回りも二回りも大きいであろう部屋をこじんまりと見せている。
 フラガは既に見慣れてしまったそれらを一瞥し、小さく「・・・そう」と答えた。
「そうそう、この間君が送ってくれたハロのデータね、面白かったからちょっとイジってみたんだ。今度一緒に作ろうよ」
「ああ・・・いいよ」
「僕のトリィも何かもっと話せるといいんだけどな。でも君が一番最初に僕にくれたものだから、余りイジりたくないんだ」
 少年は照れたような笑みを浮かべた。
 少年――既にそう呼ぶには相応しくない年齢になってしまった男は、それでも六年前と変わらない仕草を見せる。
 それはフラガにだけ見せる仕草だ。
 だがそれは正確にはフラガに見せているわけではないことを、フラガは知っている。
 ハロのデータを送ったのも、毎回少年が送るメールに、自分ではない名前で答えているのもフラガだ。 
 だが少年はそのことを知らない。
「仕事が多くてね。まったくやんなっちゃう。さっきも上層部から常任会出席の催促が来たし――」
「・・・そう」
「IDナンバーの打ち込みと計画の承認ばっかりさ。全然面白くないんだ」
 少年はそう言って肩をすくめると、「でも」とフラガの方を向き直った。
「君がいつも会いに来てくれるから、僕はそれだけで嬉しいんだ」
「・・・俺もだよ」
 そう答えつつ、フラガは滲み出す苦々しさを打ち消そうとした。
 フラガには判っている。「君」とはフラガ自身のことではないことを。
 少年は忘れてしまった。
 自分で忘れてしまったのだ。
 アスランと呼ばれていた少年は、既にこの世にはいないのだということを。
 自分自身の手でこの世から消してしまったのだということを。
 激しい戦闘の終りと共に、その記憶までも消してしまったのだ。
 そしてその日からフラガは"アスラン"になり、少年はその日のまま姿を留めた。
 この屋敷の中で日々をトリィと共に過ごし、上層部とはメールで連絡をし合っているらしい。仕事は総てオンラインだ。姿を見せないことを不謹慎だと詰る上層部もいるが、彼の実態を知っている彼の父親は、少年をフラガの副官につけてフラガに総てを一任している。
 自分ではどうすることも出来ないから、と。
 一度彼の娘であり少年の双子の姉である女性とこの屋敷を訪れたのだが、少年は彼らを拒絶したのだ。少年の中にはある特定の記憶がすっぽりと抜け落ちているらしい。アスランと呼ばれた少年のこと、それから少年に関わった人々のこと――。
 それでもたまに姉は少年を訪れているらしい。訪問記録に名前が残っている。
 だから今となってはこの部屋を訪れることの出来る人間はフラガただ一人である。
「そういえばアスラン、フラガ大佐によろしく言っておいてくれない?」 
 突然会話に現れた自分の名前にフラガは肩を揺らした。
「・・・フラガ、大佐?」
「君も知ってるだろう。あの人には大分世話になっててね。・・・また今度屋敷に来てくれって」
「・・・ああ、うん」
「一度も来てくれないんだ。ずっとメールしてるんだけど・・・忙しいのかな?」
 どう思う、アスラン?
 少年はフラガを見上げて純粋な目でそう言った。
 フラガはその目に思わず口を開いてしまいそうになる。
 自分は此処にいるのだと。
 いつだってお前の傍にいるのだと。
 自分はアスランではないのだと。
 ――だがいつもそれは言わずじまいで終わってしまうのだ。
 これ以上、この弱い少年を壊すことなど出来るはずもない。
 自分がどれだけ傍にいるのだと言いたいのだとしても、それは単なるエゴなのだから。だから自分のしがない利己で少年の"アスラン"を殺すわけにはいかない。
「わかった。・・・また伝えておくよ」
「助かるよ、ありがとう」
 少年はそう言って笑うと、はにかんだ。
 そしてフラガの胸にこつんと頭をぶつけると、ほうっと息をついて言った。
「本当に頼りにしてるんだ、アスラン。――甘えてばかりで、ゴメン」
「いいんだ、そんなこと。・・・気にしなくても」
「僕には君だけいればいいんだよ。本当さ。君がいれば・・・この部屋の外のことなんて、どうでもいい」
 投げかけられる言葉に、フラガの心がズキンと痛む。
「本当に君が――死ななくて善かった」
 フラガはまだ覚えている。
 フリーダムが手にしたコンバットナイフ。シェイズシフトダウンした二つの機体。そして――飛んだ火花と爆音。
 その爆音からフラガが少年を助け出した。
 だが目覚めた少年は、一番傍にいたフラガに手を伸ばし、こう言ったのだ。
『ああ、やっぱり生きていたんだ、善かった・・・アスラン』
 そして爆煙が収まった宇宙空間からは、引き千切れたザフト軍のパイロットスーツの欠片が見つかった。
 誰もそのことを少年には伝えなかった。
 少年は地球軍唯一のコーディネーターとして中将の地位を与えられ、それと同時に軍に縛られることとなった。
 そして白い屋敷の中で一人で暮すようになった。
 知能的な問題は全くない。ただほんの少し――記憶が欠けているだけの話だ。
 本当にそれだけだ。生きていくには問題などないくらいの・・・ほんの少しの記憶の欠損。
 その中にフラガ自身も含まれていたとしても、それが少年のためなら――とフラガは唇を噛む。
 一度自分は少年に戦いを強要した。そのツケが回ってきたとしてもおかしくはないのだろうから。

 たとえ少年の中から"殺された"のが、アスランという名の少年でなく、フラガ自身であったとしても。

「・・・アスラン?」
 答えのないフラガを不思議に思ってか、少年が見上げる。
 フラガは心配させない程度の笑みを浮かべ、その額に優しく口付けた。
「ああ、俺もそう思うよ――キラ」
 その言葉に、少年は安心しきった笑みを浮かべた。

 

 


 いつかその純粋さが身を滅ぼす日が来ると。
 ・・・そう。
 そんな予感はあったのだが――


 (終)






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